孤高の勉強ノート『チャスポット』

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境界性パーソナリティー障がい|要諦

投稿:2017.09.27

精神医学の学習にあたり、「境界性パーソナリティー障がい」の要約を個人的にまとめたものを公開する。詳述は専門書等を参照にされたい。

境界性パーソナリティー障がいの、その特徴と施療とについて述べよ。

(記述例)境界性パーソナリティー障害[BPD : Borderline Personality Disorder]の特徴には、自己が他者から見捨てられてしまう不安があり、そのことで気分の落ち込みや逆に気分の高揚といった情緒面での不安定性がある。他者に見捨てられてしまう不安を紛らわすため、他人の興味関心を惹く行動(集団生活の場面から自分一人だけ逸脱したり、他者の行為を自分が操作しようとする行動をしたりする)を取る。そしてそれが受け容れられないときは、大声をあげたり、自傷行為や自殺をほのめかす行動をしたりする。
 施療に関しては、その目的を患者の満たされていない欲求の充足に置くが、言語的関わりよりも作業的な関わりを通じて行うことをポイントとする。鬱積した衝動エネルギーを適切に発散させる作業活動がふさわしいとされる。留意点としては、患者と一定の心理的距離を保って関わること。親密でも疎遠でもなく、適度な関わりの距離を保ちながら、支援をしていくことが大切。

 

編集後記

 自分が他者に受け容れてもらえるかどうか不安を抱えるのは当たり前のことであるかもしれない。誰しも他者の目に注意を払いながら集団生活をしているのであるから。学校、職場、世間。日本社会は特に「自己はなんであるか」という存在意義について考える時間が少ないように思える。人の評価ばかりを気にし、自分の考えを披露することに戸惑いを感じる。欧米では日本ほど個人の権利意識を卑屈に考えることはないであろう。自己の内面の探求活動は「告解」という行為によって培われてきたのかもしれない。
 不安を抱えるのは当たり前だという意識を持ち、実践するには難しいが、気持ちにゆとりをもって生活することが健康に生きていくための肝心なことであろうと思う。
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